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サテュロスと農夫 (Satyr and Peasant) 1620年頃
194.5×203.5cm | 油彩・画布 | アルテ・ピナコテーク |
ヤーコブ・ヨルダーンス初期の作風が良く示される代表的な作品のひとつ『サテュロスと農夫』。本作は酒神バッカスの従者で好色、狡猾な性格の森精サテュロスが、農夫らに一夜の夕食を与えるというイソップ寓話を典拠としており、ヤーコブ・ヨルダーンスが最も好んだ主題のひとつで、現在までに『サテュロスと農夫』を描いた作品は本作の他に、ブリュッセル王立美術館やカッセル州立美術館など各美術館で合計6点が確認されている。
関連:ブリュッセル王立美術館版『サテュロスと農夫』
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