2004/09/20掲載
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システィーナ礼拝堂天井画(Cappella Sistina)1508-1512年頃 1300×3600cm | フレスコ | システィーナ礼拝堂(バチカン) 関連:天井画各部分別名称【1】/天井画各部分別名称【2】
天井画中央部分の創世記は9場面から描かれている。ここではその第2場面-天体と植物の創造-を取り上げた。各名称については以下の各部分名称図を参考のこと。
(天井画各部分別名称【1】) ※『アダムの創造』部分は別途こちらで取り上げています。 【天体と植物の創造部分】
左は創世記の後半部分より-大洪水-。創世記が記書される旧約聖書とは、ユダヤ教の正典を自己の正典の一部としたキリスト教における名称で、後に福音書や使徒書簡を神との新しい契約(新約)の書としてまとめたのに対し、当初から保持していたユダヤ教の文書をキリストの出現を預言した古い契約の書とみなしたことから旧約の名が付けられた。律法・預言・諸書の3部39巻からなる。
(天井画各部分別名称【2】) 【大洪水部分】 |