Description of a work (作品の解説)
2006/06/13掲載
Work figure (作品図)
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愛欲と純潔の戦い

 (Lotta fra Amore e Castità) 1505年頃
156×192cm | テンペラ・板 | ルーヴル美術館(パリ)

15世紀のフィレンツェにおいて最も大規模に活躍した画家ペルジーノによる寓意画の代表的な作例『愛欲と純潔の戦い』。マントヴァのイザベラ・デステの書斎を飾る装飾画として1503年に依頼され制作されたことが判明している本作は「愛欲」と「純潔」の争いを擬人化し象徴的に表現した作品で、落ち着きのある牧歌的な風景描写の中に古典的表現と甘美性を兼ね備えるペルジーノ工房作品の特徴がよく示されている。


【全体図】
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擬人化された「愛欲」と「純潔」による争いが象徴的に表現されている。本作の落ち着きのある牧歌的な風景描写の中に古典的表現と甘美性は、ペルジーノ工房作品の大きな特徴である。



【「愛欲」と「純潔」による争い】
落ち着きのある牧歌的な風景描写。本作はマントヴァのイザベラ・デステの書斎を飾る装飾画として1503年に依頼され制作されたことが判明している。



【落ち着きのある牧歌的な風景描写】

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