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作品イメージ
homeページCollection常設展示バロック美術グエルチーノ (Guercino)
Work figure (作品図)
Description of a work (作品の解説) 2005/12/21掲載
【全体図】
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ラザロの蘇生 (Resurrezione di Lazzaro) 1619年頃
199×233cm | 油彩・画布 | ルーヴル美術館(パリ)

グエルチーノの画業における初期に描かれた代表作のひとつ『ラザロの蘇生』。ルイ十六世が統治していた頃に購入され、ルーヴル美術館の所蔵となった本作の主題は、キリストがおこなった奇蹟の中でも、最も有名な逸話のひとつである≪ラザロの蘇生≫を描いたもので、ユダヤ近郊に居住していたベタニア人姉妹マルタとマリアの弟ラザロが病に倒れたとの知らせを受け、イエスが弟子の制止を聞かずラザロの許へ向かうも、イエスが着いたときにはラザロは死して四日経っていたが、到着したイエスが墓石を移動し、腐敗したラザロに呼びかけると、全身を布で包まれたラザロが蘇生し墓から出てきたとされる、キリストによる死者の蘇生の奇蹟の中で、最も重要な逸話とされる本主題を、グエルチーノの様式となる強い明暗法による激しい運動性によって、極めて大胆かつ感情豊かに描かれている。


【腐敗したラザロに呼びかけるイエス】
腐敗したラザロに呼びかけるイエス。ルイ十六世が統治していた頃に購入され、ルーヴル美術館の所蔵となった本作の主題は、キリストによる死者の蘇生の奇蹟の中で、最も重要な逸話とされる≪ラザロの蘇生≫を描いたものである。

【墓から蘇生する布で包まれたラザロ】
墓から蘇生する全身を布で包まれたラザロ。本作の主題≪ラザロの蘇生≫は、ベタニア人姉妹マルタとマリアの弟ラザロが死して四日経った状態から、イエスが墓石を移動し、腐敗したラザロに呼びかけると、全身を布で包まれたラザロが蘇生し墓から出てきたとされる有名な逸話である。

【強い明暗法による激しい運動性】
ルイ十六世が統治していた頃に購入されルーヴル美術館の所蔵となった本作は、グエルチーノの様式となる強い明暗法による激しい運動性によって極めて大胆かつ感情豊かに描かれた。
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