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ドゥッチョ (Duccio di buoninsegna)
2004/09/14掲載
【全体図】
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荘厳の聖母(マエスタ)
Maesta 1308-11年頃
サイズ不詳 | Tempera on wood | シエナ大聖堂付属美術館
シエナ大聖堂のためにドゥッチョが制作した大装飾画『荘厳の聖母』、通称マエスタ。同画家の最高傑作とされ、本来の姿は前背面ともに物語場面や聖人像などで装飾されていたが、現在は解体され、その一部が散逸している。
【聖母マリアと幼子キリスト】
ギリシア様式シエナ派の典型である聖母マリアと幼子キリストの姿。本作の周りには聖母の生涯の諸場面を描いた小さな板絵が多数装飾されていた。
【十字架を掲げる聖人】
聖母子に十字架を掲げる聖人の敬虔な姿。ドゥッチョ作品の最高傑作とされる本作からも、画家がピザンティン美術とフランスゴシックから影響を受けていたことがわかる。
【杖を持つ聖人(司祭)】
聖母子の周りには、信徒の崇敬の対象とするため、殉教や徳行によって列聖された人物、聖人を配した。
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