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作品イメージ
homeページCollection常設展示マニエリスムロッソ・フィオレンティーノ (Rosso Fiorentino)
Work figure (作品図)
Description of a work (作品の解説) 2004/11/22掲載
【全体図】
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玉座の聖母子と4人の聖人(オニサンティ祭壇画)
Madonna in trono con il Bambino e i quattro santi 1518年
172×141cm | Oil on panel | ウフィツィ美術館(フィレンツェ)

ロッソ・フィオレンティーノ、フィレンツェ時代初期の代表的な作品のひとつ『玉座の聖母子と4人の聖人』。1518年1月30日にフィレンツェのオニサンティ聖堂内祭壇画として依頼されたことからオニサンティ祭壇画とも呼ばれる本作は、玉座の聖母子と2天使を中心に、成人の姿で描かれる聖ヨハネとキリスト教四大神父のひとり聖ヒエロニムスを画面左に、キリスト教修道主義の創始者である聖アントニウスと疫病に対する守護聖人の聖セバスティアヌスを画面右に配する≪聖会話≫が主題となっており、幼子キリストの表現はマニエリスムらしく極端に上下に短い短縮法が用いられている。


【玉座の聖母マリアと幼子キリスト】
画面の中央に配される本作の主題≪聖会話≫の中心人物、玉座の聖母マリアと幼子キリスト。特に幼子キリストの表現はマニエリスムらしく極端に上下に短い短縮法が用いられている。

【聖ヨハネと聖ヒエロニムス】
キリストにヨルダン川で洗礼をおこなった洗礼者聖ヨハネと、キリスト教四大神父のひとりでベツレヘムで修道院指導をおこなったとされる聖ヒエロニムスの姿。

【聖アントニウスと聖セバスティアヌス】
キリスト教修道主義の創始者でエジプトの荒野で悪魔の誘惑を退け、隠修生活を送ったと伝えられる聖アントニウスと、元は古代ローマの近衛兵でありながらキリスト教に改宗し、矢によって射られ殉教したとされる聖セバスティアヌス。聖セバスティアヌスは疫病に対する守護聖人としても知られている。

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