Introduction of an artist(アーティスト紹介)
画家人物像
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ジャン=フランソワ・ミレー Jean-Francois Millet
1814-1875 | フランス | 写実主義 農民画家




19世紀活躍した写実主義の農民画家。故郷であるシェルプールからパリへ出て新古典主義の画家ドラローシェに師事。肖像画や歴史画を学ぶが、サロンでは認められなかった。1848年に出展した作品『箕(み)をふるう人』でサロン初入選をし、それを転機に農民画家へ転向、翌年の1849年にはパリから南東へ60kmの場所にあるバルビゾン村へ移住しバルビゾン派となる。『種をまく人』『落穂拾い』『晩鐘』など農民を主人公にしたレアリスム絵画を描き、1867年のパリ万国博覧会で名声を得た。晩年には印象派に近いパステルや水彩画も制作した。

Description of a work (作品の解説)
Work figure (作品図)
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晩鐘

 (L'Angelus) 1855-1857年
55.5×66cm | 油彩・画布 | オルセー美術館(パリ)

アメリカに購入され(後に仏政府によって買い戻された)、同国で公開されると同時にミレーブームを巻き起こし、キリスト教伝道とともに明治時代の日本へ紹介され、当時、日本国内で最も良く知られることになった西洋絵画作品のひとつである、ミレーの代表的名作『晩鐘』。シュルレアリスムの画家サルバドール・ダリが主題として幾度も取り上げた作品としても知られている。

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【全体図】
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落穂拾い

 (The Gleaners)1857年
83.5×111cm | 油彩・画布 | オルセー美術館(パリ)

農民画の画家ミレー屈指の名作として知られる『落穂拾い』。農地に落ち残った稲穂を拾い集めるという農民の逞しい生活を描いたこの作品は1857年サロンに出展され、保守的な批評家たちから「貧困を誇張している」「社会主義的だ」など議論を呼んだ。農婦がおこなっている一連の動作をよく観察しなければ描けない表情が、作業する手の描写などによく表れている。

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