2004/11/07掲載
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神々の祝宴(バッコス祭)
Festino degli Dei (Baccanale)
1514年頃 | 170×188cm | 油彩・画布 |
ワシントン・ナショナル・ギャラリー
ジョヴァンニ・ベッリーニが1490年頃から描き始めた神話画の代表的かつ最も優れた作品のひとつ『神々の祝宴(バッコス祭)』。画家の最晩年期に描かれた本作は、フェラーラ城のアルフォンソ・デステ内アラバスターの小部屋に旧蔵されていた作品で、晩年期らしい色彩の豊かさ・鮮やかさが大きな特徴のひとつ。現在はワシントン・ナショナル・ギャラリーに所蔵されている。ギリシャ神話の神ディオニュソスの別名≪バッコス≫の意味するものは酒と豊穣とされ、当時から主に女性の間で熱狂的な崇拝を受けた。また本作の背景はジョヴァンニ・ベッリーニの弟子であるヴェネツィア派最大の巨匠
ティツィアーノ
によって全面的に描き変えられていることが判明している。
【全体図】
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ぶどう酒を口にする神々の姿。ギリシャ神話の神ディオニュソスの別名≪バッコス≫の意味するものは酒と豊穣とされ、当時から主に女性の間で熱狂的な崇拝を受けた。
【ぶどう酒を口にする神々の姿】
本作の背景はジョヴァンニ・ベッリーニの弟子であるヴェネツィア派最大の巨匠
ティツィアーノ
によって全面的に描き変えられていることが判明している。
【全面的に描き変えられた背景】
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ジョヴァンニ・ベッリーニ (Giovanni Bellini)