2005/06/12掲載
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ユディト(Giuditta) 1500-1505年頃144×66.5cm | 油彩・板 (画布) | エルミタージュ美術館
第二正典に加えられているユディト記の主人公ユディト。ユディト記は、ベトリアが架空の街であること、アッシリア王がネブカドネツァルではないことから、架空の物語であると考えられている。
【ユディト記の主人公ユディト】
アッシリア軍の将軍ホロフェルネスの首を切り落とした剣。ユディトの左足は切り落としたホロフェルネスの首を踏み、ベツリアの守護と勝利を表している。
【首を切り落とした剣】
ユディトに惹かれ、酒宴をおこなうも酔いつぶれた後に斬首されたアッシリア軍の将軍ホロフェルネスの首。また切り落としたホロフェルネスの顔はジョルジョーネの自画像とも言われている。
【切り落とされた将軍ホロフェルネスの首】 |