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我アルカディアにもあり (Et in Arcadia ego) 1621-23年頃
78×89cm | 油彩・画布 | ローマ国立美術館 |
17世紀ボローニャ派を代表する画家グエルチーノの最も良く知られる傑作『我アルカディアにもあり』。題名ともなっている本作の主題≪我アルカディアにもあり≫は、17世紀のイタリアで作られたラテン語の成句で、理想郷アルカディアにも死(本作では髑髏)は存在することを意味している。コレッジョやヴェネツィア派の様式とグエルチーノの思慮の深さが見事に調和を見せ、それまでに類のない感銘性を持ち合わせている。また本作は、17世紀以降、頻繁に描かれた≪我アルカディアにもあり≫を主題とした最初の絵画としても知られている。
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