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作品イメージ
homeページCollection常設展示ゴシック美術シモーネ・マルティーニ (Simone Martini)
Work figure (作品図)
Description of a work (作品の解説) 2004/09/17掲載
【全体図】
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受胎告知と聖アンサヌス、聖女
(Annunciazione, sant'Ansano e una santa) 1333年
184×210cm | Tempera on wood | Galleria degli Uffiz

現在はフィレンツェのウフィツィ美術館が所蔵しているが、元来シエナ大聖堂内サンタンサーノ礼拝堂のために描かれた祭壇画。主題は新約聖書から処女のままキリストの懐妊を告げられる聖母マリアと、神の御心を伝える大天使ガブリエルを描く『受胎告知』。また両脇にはシエナの守護聖人アンサヌスと聖女がマルティーニの義理の兄リッポ・メンミによって描かれた。


【告知を受けるマリア】
キリストを懐妊したことを告げられる聖母マリア。本祭壇画の主題『受胎告知』は、古くからキリスト教美術の代表的テーマの一つで、聖告とも呼ばれている。

【懐妊を聖告するガブリエル】
懐妊を聖告する大天使ガブリエルは、キリスト教は勿論、後期ユダヤ教やイスラム教においても重要な役割を担った。またガブリエルがマリアに受胎を告知する際、百合の花を手にしていたとされたことから、百合は処女性の象徴となった。
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