2007/07/12掲載
■
ラ・コンダミス街のバジールのアトリエ(L'Atelier de Bazille, rue de la Condamine) 1870年 98×128cm | 油彩・画布 | オルセー美術館(パリ)
階段を上りながら会話するエミール・ゾラ。画面左部の階段では批評家エミール・ゾラ(階段上の人物)とルノワール(階段下の人物)が会話しているが、一部の研究者からはでは両者はクロード・モネとアルフレッド・シスレーとも指摘されている。
【階段を上りながら会話するゾラ】
ヒアノを弾く画家の友人エドモン・メートル。バティニョール派(後の印象派)の画家らがしばしば集っていたカフェ・ゲルボワ近辺のラ・コンダミス街9番地にバジールが借りていたアトリエで議論し合う印象派の画家たちを描いた作品である本作は、当時のバティニョール派の画家たちの緊密な関係性を物語る重要なものとして今日も極めて重要視されている。
【ヒアノを弾く画家の友人エドモン・メートル】 |