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homeページCollection常設展示マニエリスムアンドレア・デル・サルト (Andrea del Sarto)
Work figure (作品図)
Description of a work (作品の解説) 2006/09/03掲載
【全体図】
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聖三位一体についての議論 (Disputa sulla Trinita)
1517年
232×193cm | 油彩・板 | ピッティ美術館(フィレンツェ)

アンドレア・デル・サルトの代表作『聖三位一体についての議論』。本作は同じくアンドレア・デル・サルトの代表作である『ノリ・メ・タンゲレ(我に触れるな)』、『受胎告知』とともにサン・ガッロ聖堂祭壇画として制作されたが、1529年、同聖堂が取り壊されると、サン・ヤコポ・トラ・フォッシオ聖堂へ移され、その後、ピッティ宮を経て、本美術館へ収蔵された経緯を持つ。本作は頭上に象徴的に描かれた聖三位一体について議論をおこなう諸聖人たちを描いた作品で、深い陰影と色彩による硬質的な衣服の表現に、マニエリスム的な解釈と傾向を感じさせる興味深い作品である。また本作に示される不安定的な独特の雰囲気は、画家の特徴的な詩情感に溢れる表現手法におけるひとつの頂点を示すものとして画家随一の代表的な作例としても知られている。

関連:ノリ・メ・タンゲレ(我に触れるな)
関連:受胎告知


【象徴的に示される聖三位一体】
象徴的に示される聖三位一体。本作は頭上に象徴的に描かれた聖三位一体について議論をおこなう諸聖人たちを描いた作品で、深い陰影と色彩による硬質的な衣服の表現に、マニエリスム的な解釈と傾向を感じさせる興味深い作品である。

【聖三位一体を議論する諸聖人たち】
聖三位一体の解釈を議論する諸聖人たち。本作に示される不安定的な独特の雰囲気は、画家の特徴的な詩情感に溢れる表現手法におけるひとつの頂点を示すものとして画家随一の代表的な作例としても知られている。

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