【アブラハムの生涯:創世記
12-18章】
バベルの塔の物語の後、ノアの息子セムの子孫テラは、家族を連れて新天地を探す旅に出るが、道中で病死してしまう。しかしテラの息子アブラハムは神の声を聞く、「私の示す方へ向かえ」と。神の言葉を従い苦難の旅を続ける一行であるが、しだいに不平が募ってゆく。そして痩せた大地カナンで一行は喧嘩をおこす。アブラハムは甥であるロトの一族との離別を決意し、ロトの一族は豊かな平原へ、アブラハムはカナンの地に留まる。
アブラハムはイスラエルの民の祖であり、イスラムではアラブ族の祖とされ、神に対する絶対的信頼と服従により、「信仰の父」と呼ばれている。
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