【バベルの塔:創世記 11章】
ノアの息子セムとヤペテ、そしてハムの子孫が世界に広がっていった。その中で(ノアの子孫である)ニムロデ王が自らの名を上げるため、「石のかわりにれんがを、しっくいの代わりにアスファルトを」と当時の最新の技術を用い、天まで届く高く大きな塔の建設に着手する。この傲慢な企てに神は怒り、人々の言葉を混乱させ、塔の建設を阻む。このバベル(混乱の意)の塔の物語は、世界中で使用される多様な言語の誕生物語でもある。またバベルの塔は古代メソポタミアの中心都市であったバビロン(アッカド語で神の門の意)に存在すると云われ、ジッグラトという階段状の建造物だったともされている。
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