【黄金の子牛礼拝:出エジプト記
32章】
モーセがシナイ山で神より十戒を授かっていた頃、シナイ山の麓の一行はモーセの帰りが遅いことで不安を募らせ、遂には兄弟のアロンに金の耳輪を溶かして、その金から黄金の子牛を造り、新たな神として崇め始める。モーセが十戒を手にシナイ山の麓に戻り、一行が黄金の子牛を崇め堕落した姿を目撃すると怒りに震え、持ち帰った十戒を叩きつけて砕く。黄金の子牛も火を入れて粉砕し、その粉末を水の上に撒いて一行に飲ませた。父なる神がモーセに石版を二枚用意させ、そこにモーセが砕いてしまった十戒と同様の言葉を記し、彼に与えた。
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