【象徴主義 -Symbolism-】
1880年代後半にフランスで文学運動から始まった反写実主義的な美術運動。宗教・神話主題を幻想性や神秘性に溢れた線や色彩で暗示的・象徴的に表現。またクロワゾニスムに代表されるよう単純化や平面化への試みも同主義の重要な要素のひとつである。フランスにおける象徴主義は総合主義、ポン・タヴェン派、ナビ派などを指していたが、現在ではそれ以外の世紀末の画家も含ませることが多い。なお本項にアール・ヌーヴォー、世紀末芸術、分離派なども掲載している。
■
代表画家:
ゴーギャン、
ボナール、
モロー、
ルドン、
ロートレック、
ミュシャ、
クリムト、
クノップフ等